第8回水耕栽培 小松菜 その2 2日目~5日目:小松菜が発芽しました
公開日:2015年10月18日
いろんな料理にも使える、調理の定番野菜の小松菜です。「はやどり」小松菜ですので、通常の栽培よりは若干早めに収穫できるようになります。よく夏野菜は夏に作るのが美味しいと言われますが、現在では冬でも作られますよね。日本では年中野菜が作られている事が多く、この小松菜も旬な時期は存在するでしょうが、周年栽培可能と書かれていました。
以前のおさらい
1日目に種子を植えつけた感じは、このようになっています。
1箇所辺り3個の種子を入れています、ここからどれくらい発芽するのでしょうか。生産地がデンマークで、発芽率は85%ですから、27個の85%ですので約23粒発芽する計算になります。
有効期限が近づいてきたり、過ぎてしまった場合は発芽率が一気に下がってきます。購入したばかりの種子です、恐らくほとんど発芽するのではないでしょうか。
水耕栽培 小松菜:3日目 発芽しました
いかがでしょうか、全てのスポンジから種子が発芽しました。ただし、27粒の内どれだけ育つかはまだ分かりません。
拡大してみると、発芽しているのがよく分かります。黒い●があるのは、種子の殻ですのでこのまま成長を見守ります。
ではケースを開けて、スポンジの下を確認してみましょう。液体肥料「ハイポニカ」の上にスポンジが浮いています。スポンジからは、まだ小松菜の根っこは確認できません。
水耕栽培 小松菜:5日目 発芽しました
では5日後を見てみましょう、中央の奥の種子が少し生育が遅い気もします。ですが全体的に栽培には問題無さそうに見えます。
では成長が良く分かる角度でみてみます。横からの立体的な写真で、どれくらい縦に伸びてきているかが見て取れます。1センチから2センチほどでしょうか、木のようになってます。
5日目の段階でもスポンジの下には根っこは確認できません。25日で収穫できますので、根っこが本格的に生えてくるのは10日経過ぐらいでしょうか。その頃になると水の減りの勢いが増すので、ケースを開けなくても水量計で大体は確認できます。
種子がどうしても余ってきてしまう
上記の種子は以前作ったサラダミックスです、少し大きい種子の「レッド小松菜」が発芽しませんでした。
⇒水耕栽培サラダミックス 「早生水菜」「レッド小松菜」「グリーンスピナッチ」まとめ5記事21日分はこちら
今回に限らず、1回1回栽培する野菜や果物・ハーブを変更していると種子が余ってきてしまいます。1度開封すると早めに植えつけたほうが良いのですが、そんなスペースも無いので冷蔵庫で密閉させて保管しています。
パッケージによっては、20~30粒しか入っていない高めの種子も販売しています。比較的高級なブランドをまとっている野菜であったり、生産地やメーカーがお金をかけている場合がそれにあたります。
しかしほとんどの野菜は200粒とか多いものになると500粒のように販売しています。それでも数百円なので、全部上手く育てたらレタスなんて1個数円で・・・となります。
もちろん育てる手間や時間がかかり、害虫や肥料の設定もする必要があるので実際はお金はかかってきます。大きい畑でもあれば、これらの余ってきた種子を一気に植えて、野菜畑を作りたいところですが中々そうもいきません。
考えられる解決方法としては、庭や室内でプランター栽培をすることです。そこで土耕栽培でも、水耕栽培でもいいから植えて野菜を育てます。
並行してたくさん野菜を育てたくなってきましたので、もう1機水耕栽培の機械の購入も検討しています。グリーンファームキューブ系列か、その他にするかはまだ分かりません。プランターで育てるか、機械で育てるか、育て方は異なります。
機械で育てると電気代がかかり、プランターで育てると手間がかかり生育が遅いです。どちらが良いかは完全に好みの問題になりますね。
→第8回水耕栽培 小松菜 その3 5日目~11日目:そろそろ間引きかな?
根っこが神秘的に育ってきた、そろそろケース内の小松菜が窮屈になってきました。それだけ成長してきたというのもありますが、そろそろ間引きの時期でしょうか。
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