第8回水耕栽培 小松菜 その3 5日目~11日目:そろそろ間引きかな?

順調に育っている小松菜も、1箇所当たり3粒種子を植えつけているのでスポンジがパンパンになってきました。おひたしや味噌汁に入れる小松菜は、スーパーで購入していますが早く自分で育てた野菜を使って食べたいところです。

前回までのおさらい

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前回は5日目の生育状況を紹介しました。全てのスポンジから発芽し、まずは滑り出し順調な栽培になる予感がしています。スポンジが真っ白だと清潔感があり、害虫も寄ってこないので安心です。

水耕栽培:8日目 四つ葉のクローバーを思い出す

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綺麗な葉っぱがまるでクローバーのように伸びてきています。綺麗に全箇所から発芽し、育っています。
1箇所辺りの発芽状況を細かく見ていませんが、3個中2個発芽してくれればとりあえずOKとします。
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では根っこ部分を見ていきましょう。ちょっとカメラの撮り方が下手で、暗くて分かりにくいです。白い根っこが上のスポンジから、にょろ~っと伸びているのが分かります。

やっと液体肥料と水分を、自分で摂取してくれる環境が整いました。こうなれば成長は早くて加速していきます。これから乾燥する季節に入ってくるので、部屋の感想と水分の量だけはきちんと確認しておかないと成長にモロに影響します。こういうとき水量計があるので、いちいちケースを開けなくて済んで便利です。

水耕栽培:11日目 そろそろ野菜が窮屈

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いい感じに育ってきましたが、このまま放置しておくと黄色信号が点灯します。というのも、1箇所当たり3粒植えています。簡単な話、27個の小松菜が出来上がるわけで、この狭いケースには入りきりません。

成長が少し遅くなりそうなスポンジの箇所は思い切って間引きを行います。以前のようにまた、オリジナルの簡易水耕栽培機で育ててもいけそうですので、自動と手動の2体制で育てることも検討しています。
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根っこの様子です、光に当たって美しく輝いてるのが分かります。ちょっと神秘的に見えてうっとり・・・。この根っこを見て思ったのですが、例えばこのまま土に入れ替えても育つのでしょうか。育たないことは無さそうですが、野菜が急激な環境の変化にビックリして育ちにくくなりそうな気がします。

水も減ってきましたので、2週間経過を目安に追肥することも考えています。収穫が25日経過後なので、1回の追肥でギリギリ育ちそうではあります。

先程の間引きの話ですが、スポンジごと間引きとして抜いて移動させることは簡単です。しかし、1箇所のスポンジに3粒入っている種子を1粒に間引きするのは大変です。

どういうことかというと、発芽率がかなり高いわけではないので1つのスポンジに3粒入れています。3粒とも発芽した場合は、各1つずつの種子から根っこが生え、下の液体肥料の養分まで根っこが到達します。スポンジを縫うように通るので、絡まってしまいます。

1つのスポンジに3つの根っこが絡まっているといえば、少しは分かりやすいでしょうか。この根っこを2つ抜き取らなければなりません。スポンジと同化してきているので、抜くときにどうしてもブチっと切れてしまいます。この辺りを慎重にすると、根っこが綺麗に取れるので他の自作水耕栽培機で育てることも可能というわけです。

失敗を避けたい&少しでも多く収穫したいので、こういう手間がかかることは仕方ないのかもしれません。

第8回水耕栽培 小松菜 その4 11日目~17日目:間引きして追肥しました
間引きをしてハイポニカの液体肥料を追肥しました。これで成長が加速しそうな予感がします。



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