第11回水耕栽培 しいたけ その4 15日目~30日目:休養と2周目目スタート

1周目のきのこ栽培が終わりました、14日間で計3回の収穫と14個のしいたけを獲ることが出来ました。今回はしいたけの原木ですので、2週目に入ることができます。今回は収穫後から、次の収穫までの流れです。
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1周目を終えて

14日目にて全ての「しいたけ」の収穫を終えました。結果は1回目の収穫が「8個」、2回目の収穫も「8個」、3回目の収穫で「6個」という22個収穫できました。しいたけってスーパーで買うと結構なお値段がしますので、これだけ取れるとお鍋の季節には重宝します。

元々今の寒い季節しか育てることは出来ません。気温が10度から20度が、しいたけ栽培に適した気温ですので温かくなれば終了しますし、寒すぎてもダメになってしまいます。

2周目に向けて

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ボコボコしていますが、これが終えた現状です。ここから原木は次の菌類生成の為の休養期間に入ります。休養期間は2週間~3週間位で、このまま放置しておいておきます。ただし、放置する際も霧吹きなどでの水やりは欠かせません。乾燥させると、原木自体に青カビが生えてしまうからです。

そして2~3週間休ませてからは、丸一日間水没させます。バケツに水を入れて、その中に原木を丸々落とし込み、水分を吸収させ次の開始の合図とします。

そして2週間くらい経過するとまた、新しいしいたけが生えてくるのです。

ここでちょっと豆知識

では、椎茸(しいたけ)の原木ってどういうカラクリになっているのでしょうか。水をやるだけで生えてくるという事は、菌類が既に木の中に含まれているのですが・・・。

実は原木用の木ってのは、基本的には何の木でも構いません。向き不向きはありますが、よっぽどおかしな種類で無い限りは問題ないみたいです。ホームセンターで売っている木でokで、1本数百円で販売されています。

椎茸菌を原木に打ち込む作業、植菌作業というものが必要になります。これは秋に売り出されるホームセンターで手に入るアイテムで、ボトルのようなもので販売されています。

これを均等に種として植えていきます、ドリルなどで穴を開けてその穴に落とし込むそうです。もちろん直射日光は天敵なので日陰で作業をし、日が入り込まないように中までねじ込んで入れます。水耕栽培の場合は、溶液などの肥料が必要になりますが、基本的に木に含まれているのでいりません。水分を切らさないように管理することが最も大事な作業です。

そうすると菌が木全体に浸透し、椎茸の原木が出来上がります。しかし最初の椎茸が出来るまでに2年ほどかかるそうなので、自作ではオススメしません。既にメーカーがキットとして販売されているのを購入したほうが良いでしょう。

水耕栽培 椎茸2週目開始

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2週目で計30日目に差し掛かると、椎茸がまた実ってきました。なんと超巨大しいたけで、ビッグサイズです。
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キッチンバサミでチョキンと切って、早速収穫しました。でかい・・・1個だけかなりの大きさです。通常の3倍はありそうな大きさで、スーパーで売っている椎茸でここまで大きいのは見たことがありませんでした。

流石にこの大きさだと食べづらいので、細かく切ってお鍋の具材として野菜と一緒にグツグツ煮込みいただきました。とても美味しくできて、美味でした。これで間違いなく元は取ったと思います、購入費用は回収できたし作る楽しみも味わえたので一石二鳥です。3週目までは可能かな、と計画を立てていますがさてどうなるのでしょうか。

第11回水耕栽培 しいたけ その5 35日目~50日目:2周目終了3周目は断念
3週目までいけるかなと踏んでいましたが、どうやら2週目が限界のようです。次回は最終回の収穫です、結果はどうだったのでしょうか。



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