第4回水耕栽培 サラダほうれん草 その8 28日目 最終日 ついに収穫へ結局どれだけ収穫できた?

ついに収穫の日がやってきました。当初は1ヶ月(30日)で収穫する予定でしたが、成長のピークが来たことと、部屋の温度変化の環境等で4週間目の28日目で収穫することになりました。では、どれだけ収穫できたのでしょうか。

サラダほうれん草 最終日の様子

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収穫直前の画像です、相変わらず水の消費が激しくカラカラです。葉っぱが少し巻いてきて室内のクーラーや温度変化で成長に限界が見えます。直接風が当たる位置に置いてはいないものの、クーラーをつけると温度は25度前後まで下がり、通常時は35度前後まで上がるという温度変化に作物は強くなさそうです。
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ユーイングのグリーンファームキューブのケースを開けてみると、より立体的に野菜観察が出来ます。葉っぱの拡大写真を見てみると、繊維まで綺麗に育っているのが分かります。ケースの中は、上にファンが回っていて(扇風機の羽のようなもの)常にケースの外と換気をしています。

ただ埃などが溜まるので、どうしても葉っぱに付着してしています。ですので、食べる際はきちんと洗って食卓に並べています。あまり洗いすぎるとビタミンなどの水溶性で流れてしまう栄養が、水と一緒に流れ落ちるのでほどほどにします。
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収穫直前の根っこの様子です。種子を植えてから20日前後に液体肥料と水を追肥したのですが、1週間ほどで半分以下にまで水分が減っているのが分かります。それほど作物が水分を欲したということは、乾燥していたのです。やはり室内で育てる際のエアコンクーラーや暖房は調節が重要です。

今までのバジルやレタスと違い、根っこがより茶色くなっている気がします。調べてみると「根腐れ」の可能性があるとのこと。

根腐れとは?

通常根っこが順調に育っている場合は、綺麗な白色の根っこですが、根腐れを起こすと茶色く変色します。これは根っこが腐っていき、死んでしまうためです。この場合、普通は茶色く変色した箇所の根っこを切って、綺麗な根っこが生えてくるのを待ちます。

酸欠であったり、栄養不足であったり、水のやりすぎであったりと原因は様々だそうですが、今回の場合は室内の温度変化が10度以上あり、乾燥したのが原因かなと思っています。

植物が育っていくための栄養満点の証拠として「」が発生することがあります。今回は少しだけ藻が発生し緑色に変色していたため、環境自体は追肥もし、問題はありません。

1日のうちに夏が来て、涼しくなって暑くなって涼しくなってを繰り返すと、野菜も当然ビックリしますよね。
「え、夏なの?冬なの?」o(゚д゚;o≡o;゚д゚)o

サラダほうれん草、ついに収穫しました

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お皿にたっぷり収穫できました。サラダほうれん草は、通常のほうれん草とは違い、えぐみが少なく生で食べられます。通常のほうれん草はシュウ酸が多く含まれているので、下茹で等の加熱調理が必要になります。

サラダほうれん草は、生で食べられるよう品種改良されているので、少し洗うだけで食べられて、茹でなくてもよいのでビタミンなどが豊富に残っている為、栄養も豊富です。

サラダに入れて美味しくいただきました、シャキシャキと良い歯ごたえで葉酸と鉄分が豊富なので貧血の予防にも繋がります。

根っこの不調と乾燥が発生したので、もう少しだけ早めに収穫もできそうでした(根っこの確認が出来るのも安心)。土耕栽培と異なり、毎日快晴であるので成長を早める要因が存在する事、これこそが水耕栽培の良い点ですね。

第4回水耕栽培 サラダほうれん草 総まとめにしました 全部で8記事28日分あります
サラダほうれん草のまとめです。1回目からの流れと、最終回までの収穫まで詳しくまとめています。



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