日本初の野菜バーガーと給食野菜はじまります
公開日:2015年7月25日
ハンバーガーといえば日本人になじみの深い食べ物ですが、油が多かったりポテトは太るイメージがありますよね。添加物なども心配で、ダイエット中の人や健康志向の人には敬遠される傾向にあります。
出典:ベアバーガー
ベアバーガーとは?
日本の各ファーストフード店も野菜やサラダに力を入れているそうですが、健康をキーワードに扱うハンバーガー屋さんが、日本発上陸したそうです。
出典:自由が丘にNY発オーガニックバーガー「ベアバーガー」 日本1号店
「ベアバーガー」は2009年、ニューヨーク・クィーンズで創業。店名の「ベア」は英語で「ありのまま」を意味し、放牧や飼料などにこだわったオーガニックビーフをはじめ、無農薬野菜や保存料不使用のバンズを使うなどオーガニックでナチュラルな食材にこだわったメニューが特徴。現在、北米を中心に26店舗を展開し、健康意識の高いファミリー層を中心に人気を集めている。
ハンバーガーを食べる上で気になるのが、保存料などの添加物です。このベアバーガーはアメリカの会社ですが、なんと健康意識のかなり高いメニューを提供しているから驚きです。
バーガーの名前と価格
シュープリーム:1,710円
カウンティ フェア:1,680円
エルマタドール:1,680円
ファームステッド:1,610円
ハンバーガーの値段を見ると分かりますが、かなり高価です。これは食材にお金をかけているからで、健康志向の極みの値段設定でしょう。
海外の野菜って農薬が怖いですよね。ベアバーガーは無農薬野菜に、バンズ(パン)に保存料を使用していないことで有名です。オーガニックにこだわりをもったメニュー作りは嬉しいですね。
オーガニックとは?
ではオーガニックとは一体何なんでしょうか?簡単に言うと「有機栽培をしている」ということです。農薬や化学肥料に頼らないで生産をしている手法です。
最近は化学農薬・化成肥料などが話題になり、環境ホルモンや遺伝子組み換えなど普通の人では良く分からないものが多いです。オーガニックは一般の食品よりは安全です、別に悪いものが一切入ってない、0だ!というわけではありませんが、生態系や環境・健康に配慮した手法であることは疑いようがありません。
様々な対策や手法を駆使して健康を維持するための、野菜を手に入れ加工しているので自動的に野菜の価格が上がってしまうのは仕方がありません。
材料費にお金がかかる場合、自分で作物を育ててバンズに挟むという手があります。土耕栽培や水耕栽培でいまや野菜は手軽に、自宅でも作れる時代になりました。自分で作ると農薬を使っていないのも分かりますし、育っていく様も見れるので楽しいものです。
楽しみが増えて、美味しい野菜も取れれば一石二鳥で健康になれますよね。
江戸野菜とは?
江戸野菜ってご存知ですか?江戸野菜とはその名の通り、日本の江戸時代に食べられていた野菜の事です。現在も引き続いて存在するものや、もう日本では食べられていないものまで様々な野菜があります。
実際に食べたことが無いのでどんな味かは分かりませんが、日本でも昔の日本の古き良き時代の味を残そうという取り組みがなされているようです。
板橋区立赤塚第二中学校(板橋区成増)の生徒が、江戸時代に食べられていた「馬込半白きゅうり」を食材にしたメニューを考案し、給食で味わった。
昭和40年以降は日本でもほとんど販売されなくなったそうですが、農家が栽培を再開したことから始まります。こういう作り手がいなくなり、農家がなくなっていくケースが最近の日本では多くなってきています。
江戸野菜にはきゅうりの馬込半白胡瓜や、にんじんの滝野川人参・砂村三寸人参、かぼちゃの居留木橋南瓜・淀橋南瓜などがあります。
他にも内藤とうがらしや亀戸大根・練馬大根なども有名で、作る農家が減ったことにより絶滅した野菜まであるほどです。地方自治体も農家を増やしたり、維持するために様々な活動をしていたりはしますが、なかなかうまくいかないのが現状です。
地方ではUターン就職・転職として大学生や社会人に、地元で住んで農家を引き継いで働いてもらおう!なんていう試みもあります。もちろん、住むお金や補助金も出してくれますし、仕事も補助してくれます。定年後に田舎暮らしに憧れて地方に、という方もいますがそう簡単ではなく、ねを上げる方も増えています。若者がすすんで農業をやってみたい、そういう時代がまたくるといいですね。
Tweet