第3回 ブロッコリースプラウト 水耕栽培 その1 さあ種を蒔こう

今回からレタスと並行して自宅で簡単に栽培が可能な、ブロッコリースプラウトを作っていきたいと思います。栽培期間も短く、初心者でも育てられ、栄養も豊富となれば育てない手はありませんね。詳しく育て方を見ていきましょう。
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ブロッコリースプラウトとは?

ブロッコリーの新芽である、ということ。新芽とはつまり、ブロッコリーに成長しない状態で収穫し食べることになります。かいわれ大根などと同じような原理です。大きくなる前に、伸びてきて育ったら完成です。

理論的には育て続けるとブロッコリーまで育ちますが、育てないほうが無難です。なぜかというと、通常のブロッコリーの種子とは異なり消毒や殺菌などがされていない種子が多いそうです。途中で力尽きたり、枯れたりそこまでのパワーがないのでしょう。

ブロッコリースプラウトには栄養が豊富に含まれている

ブロッコリースプラウトの新芽には、抗酸化物質であるスルフォラファンというものが含まれており、発がん性物質を解毒すると言われています。心疾患のリスクをも軽減し、ピロリ菌を抑制し腫瘍を軽減するとも言われています。
出典:スプラウト

1994年アメリカのジョンズ・ホプキンス医科大学のポール・タラレー教授らによって、発芽3日目のブロッコリーの新芽・ブロッコリースーパースプラウトに含まれるスルフォラファンが強いがん予防効果を持つことが明らかにされた。この研究発表を受けてブロッコリースプラウトがアメリカでブームになった

ポール・タラレー教授が発見したといわれています。体に良いと聞くと健康マニアの方にはたまりませんね。

通常のブロッコリーに比べてスルフォラサンが20%-50%位多く含まれている為、デトックスも兼ねてブロッコリースプラウトを摂取するのが良いとされています。他にもいろんな種類のスプラウトがありますので、興味のある方は調べてみてください、それぞれ摂取できる栄養が違いますが、基本的な育て方は同じです。

水耕栽培でブロッコリースプラウトを育てたい、調べてみました

以前書いたこちらの記事もご参考にどうぞ。

水耕栽培する準備をします

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1:プラスチックケースにキッチンペーパーなどを引きます。
2:水を入れて浸み込ませます。
3:種が重ならないように蒔きます。
4:暗いところで発芽するまで待ちます。
5:日光を当てて育てます。

簡単に説明すると以上のようになりますが、実際に育てて観察していきましょう。
上記の画像は3番まで完了したので、ここから暗いところで根っこ等が出るまで、放置します。

数日間でどのくらい育つか、様子を見て収穫の時期を判断したいと思います。

→第3回 ブロッコリースプラウト 水耕栽培 その2 2日目と3日目 もう芽が出て伸びてきたぞ!

注)第3回のブロッコリースプラウトは結果的に失敗します。どのように失敗したか知りたい方はその2へお進みください。成功例が見たい方は下記の第6回をご覧ください。

第6回水耕栽培 リベンジ!ブロッコリースプラウト成功例  全部で4記事9日分あります
上記が栽培に成功したときのブロッコリースプラウトの栽培です。失敗例と見比べてみれば、栽培時に何が間違いだったか分かってきます。



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