第12回水耕栽培 九条ネギ その1 1日目:種を植えます
公開日:2016年2月2日
さて新しい野菜を探していたところ、ねぎが栽培に適していていろんな種類があることが分かりました。どれにしようか迷ったところ、「九条ねぎ」が聞いたことのある名前、おそらくブランドなのでコレに決めました。時間はかかりそうなものですが、育てていくことは出来るのでしょうか。
日本にあるネギの種類
日本にある「ねぎ」は、元々8世紀に中国から伝えられたといわれています。奈良時代の日本書紀にも書かれていたとかで、歴史のある食べ物なのです。
ユリ科の植物といわれていて、玉ねぎの親戚のようなものです。サラダやうどん、冷奴やソバに相性が良くそのまま食べられています。丼や味噌汁などでも人気で、ネギは長ネギや細ネギなどがあります。
ほとんどが東京近辺の県で生産されています。
出典:関東農業なんでもランキング 農林水産省統計部
1位:千葉県
2位:埼玉県
3位:茨城県
という生産順位になっています。首都圏近辺に固まっています。
葉酸やビタミンCが含まれている割合が大きく、9割がた水分で出来ているのも特徴です。
九条ネギとは?
九条と言うと、大阪に九条駅・西九条駅という駅が存在します。難波にあったネギが京都に伝わって品種改良されたものが、この九条ネギと言われています。ラーメンなどの麺類でも多くのネギが必要になるので、作る量も以前よりは増えているそうです。
京都では、奈良時代以前から九条ねぎが耐暑性のある青ねぎとして食用にされてきました。柔らかくて風味が良く、冬には甘味が増します。かぜ薬としての民間療法ではねぎ湯、焼きねぎの湿布が有名ですが、その効能に一役買っているのが玉ねぎやニンニクと同じ特有の香気成分アリシン(硫化アリル)です。
出典:JA京都
風邪薬としてネギですか、確かに聞いたことがあります。スーパーでも安く大量に売っていますので、育てるのはどうかと思いましたが何事もチャレンジしてみましょう。
今回使う九条ネギ
今回使うのはコレです。九条の太ネギです。生産地は何と「茨城県」産というから楽しみです。国産の種は更に安全ですね。
説明として京都市の九条で育てられたネギと書いてあります。大阪じゃなくて京都だったか・・・。茎が1.5cmから2cmの太さになるネギだそうです。
水耕栽培:1日目 九条ネギ
いつものように1箇所当たり3粒のネギの種子を蒔いて植えつけます。そして液体肥料のハイポニカを入れて、LEDの太陽光をスイッチ点灯し出来上がりです。果たしてどれくらいでどのようなものが出来上がるのでしょうか。ネギは1度切っても少し残しておけばまた生えてくるので、1本あると結構長持ちします。
スーパーで購入すると、根っこがついているものとついてないものがあります。付いているほうを選ぶと、何回かに分けて水耕栽培で育てて、食べることができるのです。買ってきて育てるのもありですが、というかそちらのほうが安上がりになりそう。作る楽しさを味わうには作るのが1番です。
実はこの時はまだ、ネギ栽培の難しさに気付いていない私なのでした。それはまた追々追ってきていただければ分かります。
⇒第12回水耕栽培 九条ネギ その2 7日目~30日目:ネギは根気のいる栽培だなと感じる
2回目の続きです。1週間経過から、1ヶ月経過までの成長記録を紹介しています。1ヶ月経過して、どこまで成長したのでしょうか。
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