第9回水耕栽培 水菜 その5 最終章 18日目~32日目:無事収穫しました
公開日:2015年12月6日
少し早いですが5回目で最終章です。本来であればもう少し小刻みに紹介したいところではありますが、細かい写真が撮れず一気に収穫までみていきます。お鍋に合う野菜として人気の水菜、はたしてどれだけ収穫できたのでしょうか。
前回のおさらい:18日目
前回の18日目では藻が増えてきて、トゲトゲした水菜が広がってきました。水量計も半分になり、そろそろ液体肥料の追肥が必要になりそうです。
25日目:ここから追肥して1週間野菜を育てます
1週間が経過しました、かなりモサモサに成長してきました。本来であればこれくらいでも収穫できるのですが、料理に使うのが少し先になりそうですのでもう少しこの状態から育てます。
根っこも綺麗な白色で、水中も藻が出て生育環境は抜群の状態です。
現在の自作水耕栽培機の様子です。太陽光代わりのLEDが直下で当たっていないので、メインよりは成長速度は落ちますが順調に育っています。
ここから更に1週間成長させます。といっても時間の都合で料理する時間が取れないので、液体肥料の「ハイポニカ」と水をめいいっぱい入れて1週間に備えます。どこまで成長してくれるのでしょうか。1つ心配なのは、野菜は成長させすぎてもダメだということです。限界を超えるとしおれてきたり、根腐れをおこしたりなど良くありません。適切な時期に適切な大きさの状態で収穫する、これこそ1番美味しく食べられる状態なのです。
32日目:さあやっと収穫です
1週間寝かせたというか、成長を続けた甲斐がありました。まだ限界には達しておらず、成長してくれました。スポンジから出ている部分は茎がぎっしりと太くなり、パンパンになっています。売り物の水菜もこういう感じで、実というか葉っぱがぎっしり詰まっていますよね。
収穫日の根っこの様子です、「そうめん」か「にゅうめん」を思い浮かべます、今の寒い季節なら「にゅうめん」でしょうか。1本1本は細いですが、絡まって束になり水分や栄養を補給しようと頑張ってくれました。
自作機も頑張って育ってくれました、かなり緑色に濁っていますが育てるのに影響はありません。長さは短めですが水菜らしいトゲトゲ感が出ています。
結局どれだけ獲れたのか
角度を変えて2枚撮りました。お皿にたんまりと水菜が乗るくらい収穫できました。予想以上に収穫できました。少し葉っぱが白くなったところがありました。これはカビなどではなく、ただの埃で洗ったら落ちました。屋外にて土で育てた場合は、害虫や花粉の季節なら花粉、PM2.5など浮遊物や付着物に気をつけなければなりません。
室内の場合は、同じ場所にずっとファンをかけているのでどうしても埃が集まってしまいます。ですが洗えば落ちるので、衛生的には問題は無いでしょう。
今回の大量の水菜はお鍋に入れて。美味しくいただきました。これだけの量あっても複数人で食べるとあっという間になくなるのが水菜の残念なところではあります。お鍋に入れちゃうと、水を吸ってカサが小さくなりますからね。今回の水菜も大成功でした、冬にはもってこいの栄養満点な野菜でした。
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今までどんな野菜・ハーブ・キノコ類を育ててきたか、どんな方法でどんな種子を購入したのか、機材や液体肥料の詳細も合わせて紹介しています。
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