第4回水耕栽培 サラダほうれん草 その1 1日目 ほうれん草との違いって?

今回は「サラダホウレンソウ」という種子を購入してきました。サラダほうれん草って聞くと必ず聞かれるのが、普通のほうれん草とどう違うの?ということ。20150709-1
水耕栽培第4弾は、「サラダホウレンソウ」です。

「サラダほうれん草」と「普通のほうれん草」の違いは?

一言で言うなら生で食べるか食べないか、という点です。ほうれん草には独特の「えぐみ」が存在します。

えぐみとは、摂取するとのどや舌がいがらっぽくなる事を言います。苦味とは違い、人間にとって不快な味であり、ほうれん草に限らず他の野菜にも多く含まれています。

えぐみには、シュウ酸が含まれていて、これがあまり体に良くありません。何でもそうですよね、じゃがいもも美味しいけど芽は取るでしょう。

通常は茹でたり、油で揚げたり、カルシウム製品(牛乳など)と一緒に摂取することによって限りなく無くならせることが出来ます。茹でてアク抜きするのが良いとされます。

サラダほうれん草は、元々のえぐみが少ない、茹でなくてもそのまま食べられるように改良された製品です。

ほうれん草の成分が一部体に悪い、といっているのではなく何でも取りすぎはいけないということです。糖分も塩分もたんぱく質も脂肪も必ず必要ですが、取りすぎるとダメですよね、それと同じです。

ちなみにショウ酸が含まれているものは、ほうれん草のほかに有名なものとしてタケノコ、チョコレート、ココア、紅茶などが挙げられます。ほうれん草は非常に多種多様な栄養価が高い野菜ですので、調理方法を工夫することが求められます。

サラダほうれん草は、えぐみがかなり少なく生でも食べられます。

今回育てるサラダホウレンソウはこれ!

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300円ほどで購入した種子です。約半分を使いますので、2回収穫できる計算になりますね。1回分の野菜代は150円です。

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こんな形で種子が入っています。今回は9箇所のスポンジを使って1箇所あたり3個種子を入れます。27個の種子を使い、進めていきます。

セット完了・・・あれオレンジ色してるぞ!?

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セット完了です、今回も液体肥料は前回のレタスがもりもり育ったプロ用の「ハイポニカ」を使用しています。

ここで1つ写真を見てお気づきだと思いますが、なんだかスポンジがオレンジ色になっていますよね。これは液体肥料「ハイポニカ」の2種類の肥料のうちの1つの色なのです。

なぜ付着したかと言うと、実はスポンジに水を含ませてからこの装置にセットしなければいけなかったのですが、乾いた状態でセットしてしまいました。

慌ててオレンジ色の液体肥料を入れるときに使用したスポイトを、これを使って下の水から水分を吸い上げて上からかけちゃったのです(--;

で、残っていたオレンジの汁が少し着いてしまいました、これじゃあダメだと思いスポンジを取って下の水を浸み込ませて現在に至ります。ですので、オレンジ色になっているのは気にしないでください(^^;

さあサラダほうれん草の水耕栽培開始です!

その2 3日目~6日目 ほうれん草の芽が出てきたぞ!



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