第11回水耕栽培 しいたけ その1 1日目:キノコ育てます
公開日:2015年12月2日
水耕栽培でキノコを育てます。なにをいっているんだと思うかもしれないが、本気です。というのも、いつも通り種を蒔いてとか、苗を購入してといったものではありません。そもそも「しいたけ」の種や苗なんてあるのかも分かりません。実は「原木」を育てる事にしました。
しいたけ栽培って?
そろそろお鍋が美味しい季節になりました。しいたけも活躍してくれそうですよね。キノコといってもたくさん種類があります。
エノキ・シメジ・エリンギ・シイタケ・マッシュルームなど。他にもブナピーやナメコ・まいたけ・マツタケなどスーパーに売っているキノコを見ても、たくさんの種類が存在します。
そういえばナメコを育てるゲームって流行りましたよね、なめこ栽培・おさわり探偵 なめこ大繁殖など。簡単に言うと全く同じ要領で、栽培します。
原木を購入して、そこから「しいたけ」が生えてくるのでそれをキッチンバサミなどで収穫します。そしてまた次に生えてくるのを待って収穫というのを何回か繰り返します。キノコですので、生育環境さえ整えればある程度のリピート収穫は可能なのです。
ネギを何センチか残しておくとまた生えてきますよね、それと同じで定期的に収穫できるようになります。それでは実際の物を見て解説していきましょう。
その名も「しいたけ栽培キット」です
今回購入した原木はコレです、その名も「もりのしいたけ農園」です。美味しいシイタケを自宅で育てる「きのこ栽培キット」なのです。新鮮で美味しい・安全で安心・簡単に自作できる・楽に育成・楽に食べれるがウリとのこと、さてどうなのでしょうか。
これは国産の広葉樹を粉砕した「おが粉」と「穀物」が入った栄用水と「しいたけ菌」でできているそうです。放射能検査もきっちり行われていると記載されているので安心ですね。
栽培して原木からしいたけを生やし、それを収穫して食べます。原木自体は食べることは出来ませんので、そこだけ注意です。
育てるのは秋から春にかけて
夏は温度を下げないと成長させるのが難しいそうで、基本的には20度以下で育てるのが収穫しやすいです。道具は「水」だけで問題ありません、肥料というか栄養は既に中に組み込まれているのです。
しいたけの栽培時期温度は10度~20度と、冬場に部屋の中で育てるにはもってこいの状況です。ただし乾燥には注意が必要で、酷くなると青かびが発生することがあります。水を霧吹きやコップなどで注ぎ、常にしっとりしている状態を保たなくてはいけません。
もう既に生えているだと・・・?
開けてみるととても太い原木でした。もう既に細かいのが生えている気がします。ビニールから取り出して、これを水道水で軽く洗います。
そして備え付けの袋に入れて霧吹きでまんべんなく濡らします。
袋の口は洗濯ばさみで止めて、少しだけ開けておきます。こうすることで空気を送り込み、中でしっとりと菌が繁殖できるような環境を整えます。
回収を終えてからは、袋の中で十分に発酵させれば畑などの肥料として、土壌に混ぜて使うことができます。
通常の野菜とは違う楽しみ
冬に大活躍するしいたけ、収穫までは1週間~2週間ほどかかるそうで、カビらないように水分を忘れないのが唯一のコツでしょうか。傘が開ききる前に収穫するのが良く、次回の収穫の準備までに2週間ほどお休みさせなければいけないそうです。
はたして収穫は出来るのか、そもそもキノコは生えてくるのか。部屋がカビたり、変なところに胞子が飛んでキノコとか生えてくると嫌ですが、楽しみですね。またレポートしていきます。
⇒第11回水耕栽培 しいたけ その2 3日目~7日目:早くも収穫です
次回はわずか1週間以内で1回目の収穫になりました。しかも大量で幸先が良さそうです。このままどんどん収穫できるのでしょうか。
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