第5回水耕栽培 チンゲンサイ その9 最終章 32日目で収穫しました、どれだけ採れたかな?

ついに水耕栽培で作ってきたチンゲンサイも、収穫の日を迎えました。本来であれば28日~30日で収穫する予定でしたが、夕食に採れたての野菜を食べようと32日目まで伸ばしました。ではどれくらい収穫できたのか、味はどうだったのか、見ていきましょう。

水耕栽培:32日目 ついに収穫へ

1ヶ月ほど育ててきた野菜も本日が収穫日です。収穫直前はどうなっているのでしょうか。
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はちきれそうなくらい育っています。ケースが狭くて少し窮屈そうですが、葉っぱや茎の色や艶も綺麗で瑞々しい、新鮮な野菜という感じです。
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葉っぱの葉脈というか、側脈というか、緑の筋が綺麗です。無農薬で虫がいないというのも大きい利点です。無農薬栽培で育てた野菜を農家の方から、購入したりもらったりすると、青虫みたいなのがくっついていたり、バッタや蟻がついてたりして驚くことがあります。

農家の方にとっては勲章みたいなもので、逆に喜んでよと言われそうですが、料理するほうとしてはちょっと困りますよね・・・しかし、水耕栽培では虫がつくことはありませんので安心して調理できます。
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ユーイングノグリーンファームキューブを使っているので、LEDの太陽が当たるケースに被せてます。ケースを取ってみたのが上記の写真です。狭そうにしていたのが嘘のように、自由奔放にはちきれてケース以上の広さに育ってくれていました。
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根っこの様子です。束になっていて太いです。チンゲンサイは大きく成長し、葉っぱも広いため、栄養素が大事になってきます。そのため、液体肥料と水分の吸収がとても大事ですので、根っこの吸収力が成長に大きく左右されます。
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根っこの部分を拡大すると、ここまで詰まっています。栄養がぎっしりで、スーパーやコンビニに売っている野菜のようなごつさで驚きです。

キッチンバサミで収穫しました

収穫する用の道具として、キッチンバサミを購入しています。ホームセンタに売っているのですぐに見つかりますが、これが収穫するときに大活躍でスパッと簡単に根元から刈り取ることが出来ます。
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お皿いっぱいに収穫できました。新鮮な野菜らしい香りもするので、とりあえず栽培は成功といえそうです。
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実はいくつかの葉っぱが上記のように枯れていました。本来であれば30日までに収穫したかったところですが、諸事情により32日になったことは以前書きました。ラストスパートに向けて液体肥料が切れ気味になったのと、少しケースに挟まって破けてしまったのが原因でしょうか。ほんの一部の葉っぱにだけ、このような症状が発生しました。

自作水耕栽培機 チンゲンサイも収穫しました

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並行して作っていた自作のほうです。こちらは、チンゲンサイがかなり大きくなると予想して、いくつか間引きをしたものを別の容器に入れ替えて育てています。

育ててるといっても、プラスチックケース・タッパーなどに入れて、水と液体肥料を入れて、無くなってきたら追肥しているだけです。今まではLEDの隣で育てていたので、直射日光を当てれませんでした。メインのチンゲンサイ栽培が終わったときに、中にこのケースを入れました。

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自作水耕栽培機で収穫した分のチンゲンサイです。いかがでしょうか、廃棄しようかどうしようか迷いましたが、小ぶりなりに成長しました。

味や食感はどうなの?

夕食にお味噌汁の具として入れました。大根や人参やアゲなどと一緒に食べると、茎だけでなく葉っぱも新鮮でシャキシャキ音がしました。

調理前の香りも採れたてらしい野菜で、味も美味しくいただけました。水分を含むと小さくなってしまいますが、栄養が詰まっていて今回の水耕栽培も成功でした。

第5回水耕栽培 チンゲンサイ 総まとめにしました 全部で9記事32日分あります



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