第5回水耕栽培 チンゲンサイ その1 1日目 チンゲンサイとは?

サラダやお鍋や炒め物、煮物にスープにと大活躍するのがチンゲンサイ(青梗菜)です。5回目の水耕栽培では、チンゲンサイを育てていきます。現在の夏場からでも種子を植えて育てることが可能ですので、比較的暑さに強いといわれている葉物を探していました。20150811-0

チンゲンサイとは?

チンゲンサイとはビタミンやミネラルを多く含み、カロテンやカルシウムも豊富な野菜です。熱さまし・胸やけに効果があると言われており、甘味もあり口当たりが良くサラダや茹で物に合います。

涼しい時期でも育てられるが、暑さに強いので1年中育てることが可能なのが嬉しい。栄養満点で、比較的育てやすい部類の野菜です。30度を少し超えても発芽するそうですので、夏場から植えるのにも問題無さそうです。

チンゲンサイを育てる機材と種子と期間

今回もユーイング社のグリーンファームキューブを使って、水耕栽培していきます。液体肥料は前と同じ、ハイポニカの2種類を合成して使用します。
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種子は上記を使います。200~300円位で売っている種です。

量目:2.5ml
一袋:590粒
期限:16年4月
生産:デンマーク
発芽率:85%以上

農薬処理をしていない。

590粒も入っていました、1箇所に3粒植えて9箇所で27粒です。あまりにも余り過ぎるので、庭に場所を作ってそちらでも植えました。

有効期限は来年の4月とありますが、4月を超えると使用できなくなるのではなく発芽率が低下するだけです。これを少し過ぎても問題はありませんが、2~3年過ぎればもう芽は出なくなります。

生産地がデンマークとあります、実は購入する際に様々な種子が売っていました。チンゲンサイだけに限っても、イギリス産や中国産等々・・・中国産が量も多くて安かったのですが品質を重視するために、単価当たり値段が張るコレにしました。

安いと思って購入しても、2000粒も3000粒もいらないよね・・・1坪で育ててるのに、畑がいるよって量になっちゃいます。

発芽率は85%とこんなもんでしょう、27粒育てるので大体23粒から芽が出てくる計算になります。

農薬処理をしていないので安心です。といっても、仮に農薬処理をしていても大丈夫です。農薬処理されている種子も多く、種子から芽が出るまでの間に菌や虫などの病気から守ってくれるからです。そして種子が育つと殻は取れます、殻を食べるわけではないのでそこまで気にする必要は無いでしょう。

土で土耕栽培する際は、農薬処理されていると力を発揮するかもしれませんが、水に頼る水耕栽培では農薬は必要ありません

収穫までの日数は通常の土で栽培する方法であれば、40-60日はかかるのではないでしょうか。今回の水耕栽培の場合、目安は1ヶ月としますので、その頃には20センチから30センチに成長していることでしょう。収穫はそのくらいの期間や大きさを目安にします。

水耕栽培 チンゲンサイ1日目

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今回も液体肥料は上記の「ハイポニカ」を使用します。ケースに2リットルの水道水を入れて、液肥を適量入れ中で混ぜます。種子を入れるためのスポンジを細かく切り、9箇所に3個ずつ種を植えていきます。
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種を3個ずつ並べてみました種が→のように「・・・」と並んでいるのが分かります。これでLEDをセットして、1ヶ月間の水耕栽培を始めます。

このチンゲンサイの特徴を見てみると、草姿は立性でコンパクトで密植が容易に出来る。葉肉は肉厚で光沢があり、尻張りが良くボリュームがあるとのこと。耐暑性に優れていて、高温期の栽培に適しているのが特徴だそうです。

基本的に土の中にいる菌が元で発症する「根こぶ病」や、アブラムシなどの害虫の心配は必要ありませんので、無農薬栽培で成長させることが出来ます。

3~5日あれば発芽するそうで、1ヶ月間でどこまで成長するのか今から楽しみです。
→その2:3~5日目 発芽のスピードが尋常じゃない件について

発芽して芽が出て、葉っぱが伸びてきました。成長スピードは思っていたより早めです。



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