夏から植え始めれば良いとされる野菜やハーブを調べてみよう

今年も暑い季節がやってきました。この時期は作物もあまり育たなくて、発芽するのも厳しい温度へと変わります。例えば野菜のレタスは、25度以上になると極端に発芽しなくなる種類があります。ではこの時期に適した作物は何なのでしょうか。

ハーブ クレソン

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ヨーロッパで広く育てられている、水生植物でスーパーなどでも普通に売られています。

ビタミンやミネラルを多く含んでいて、辛い味が特徴のクレソンです。クレソンの発芽温度は30度近くまで問題ないとされています。比較的温度に強く、夏に種子を植えても発芽できるでしょう。寒さにも強く、冬に植えつけても枯れないで育つといわれています。特に水耕栽培に最適で、育てるのも簡単な部類に入ります。

生命力が強いので、市販のクレソンでも切って残ったものを水に差しておくと、根っこもはって増やすことが出来ます

野菜 チンゲンサイ(チンゲン菜)

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日本の食卓では欠かせない野菜のチンゲン菜です。炒め物に鍋にスープにと大活躍します。基本的には暑さにも寒さにも強いため、1年中育てることができます。カロテンやビタミンCやカルシウムなど栄養も豊富です。胃腸にも優しく、利尿作用や便秘の予防にも効果があるそうですので良いですね。

外で土耕栽培の場合は害虫がつきやすいのでネットなどで対策が必要です。水耕栽培の場合は簡単で、比較的短い時間で育つのがありがたいです。土で育てる場合は連作障害の影響があるので、もう1度植えたい場合は土を変えて植えないといけません。

乾燥に弱いので水を切らさないようにあげることが重要です。あとは花を咲かせるための茎がでてくる「とう立ち」しやすいので注意が必要です。

野菜 葉ダイコン(大根)

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写真は普通の大根ですが、葉大根は葉っぱを食べる大根です。大根よりも葉っぱのほうが大きく炒めたり似たり味噌汁に入れたり、様々な用途に大活躍します。ビタミンAやビタミンC、鉄分などが豊富で栄養価も高いです。もちろん葉っぱだけでなく、ダイコンも通常通り食べれますので2通りの味が楽しめるのも特徴です。

生育期間が短くて作りやすいのいいですね、夏場でも比較的発芽しやすいです、外で土耕栽培で作る場合は防虫ネットなどで害虫対策が必要です。水耕栽培の場合は特に対策は必要ないでしょう、収穫まで4週間位で作れるのではないでしょうか。春の七草のひとつとして数えられ、人気です。

野菜 唐辛子(トウガラシ) ハバネロ

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皆さんご存知のとても辛い香辛料のハバネロです。実はコレも家庭で土耕栽培でも水耕栽培でも育てることが出来ます。お菓子で有名になり辛さはタバスコの比ではありません。

ビタミンやカロテン・カリウムや鉄も豊富で暖かい季節を好みます。ものすごく育つので、緑色の葉っぱから赤いハバネロができたときは驚くことでしょう。好き嫌いが激しく、辛いのが苦手な方は食べないほうが良いでしょう。想像を超えるほど辛いので、果肉を調理する際は注意が必要です・・・。

野菜 水菜(ミズナ)

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ビタミンB・ビタミンC・ビタミンEやカルシウム・カリウム・亜鉛などが豊富で鍋料理などに人気の緑黄色野菜です。夏の暑い時期でもグングン育ちます、涼しい時期にも強く比較的1年を通して栽培できる野菜です。

京菜(キョウナ)と水菜(ミズナ)というものがありますが、京都で育てているので京都以外の人は京菜、京都の人は水菜と呼ぶそうで、結局は同じものです。

夏場は害虫が多くなるので防虫ネットなどで防ぎましょう。成長が早く、水分を多く消費するので追肥を忘れずに行なう必要があります。

まとめ

夏場に弱い野菜って結構多いのですが、夏場でも植えられる野菜も存在します。ある程度の温度に耐性があれば育つので、いろんな野菜を育てたいものです。葉ダイコンとチンゲンサイあたりが、年中食べれるレシピが多そうだから候補になりそうです。さて次は何を育てようか。



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