プロテインって強そうな名前だが、どんな効果があるのか?

スポーツをしたり運動をしている人、筋力をつけたりジムに通っている人の中にはプロテインを摂取している方も多くいます。プロテインダイエットというダイエット方法もあるように、頻繁によく聞く「プロテイン」一体どういうものなのでしょうか。
20160228-0

プロテインとは?

プロテインと一言聞くと、アスリートや筋肉自慢がこぞって摂取して筋肉がムキムキになると思いがちになりますが、実はそうではありません。プロテインとは、たんぱく質の事を指しています。

たんぱく質を摂取することによって、体の中で健康や成長に関して様々な影響が出るという事です。では摂取することによって、どのような効果があるのでしょうか。

体を強くするプロテインとは?

20160228-1
筋肉をつけるためには運動をして、体に負荷を与えます。負荷を与えて回復するときに出来る反動が筋肉で、その回復を補うのにプロテイン、つまりたんぱく質が必要になってくるというわけです。しかし何でもよいというわけではなく、添加物などが極力入っていない物を選ぶのがよいとされています。自然に近い、良質なたんぱく質をどれだけ摂取するかで、回復する量や質が異なるのです。

体を健康にするプロテインとは?

20160228-2
健康にしたり、ダイエットになったりするのがプロテインサプリメントです。健康食品やダイエット食品として薬局や健康食品コーナーに置いています。不足されるであろう栄養素を配合し、飲んだり食べたりして補給するというものです。ビタミンやミネラルが含まれているものが多いです。

中には消化吸収が穏やかなものであったり、すぐに溶けて分解されるものがあるなど種類は豊富です。運動した後に飲むものや、牛乳や大豆などと混ぜて飲むものも人気です。更に持続時間に効果の差があります、数時間もつものや、就寝前に飲むと朝にはたんぱく質の効果がきれているものもあります。

昔はあまり美味しくないのがプロテインの味でした。最近では比較的味も美味しくなり、牛乳や大豆と組み合わせたり、フルーツや野菜を混ぜたりと味に変化が出てきて飲みやすいものが多くなりました。

プロテインの副作用とは?

この世の中にある食べ物や飲み物で、副作用が出ないものはありません。というのも、飲みすぎや食べすぎをすると、いくら栄養がある健康的なものでも栄養が偏り、体調を崩してしまう可能性はどの食品にもあるのです。

たんぱく質が主成分という事は前述しました。つまり、たんぱく質を摂取しすぎるとどうなるのかということです。肝臓や腎臓へ負担をかける可能性があり、尿酸値が上がる可能性があります。

多量に摂取するとホルモンバランスが崩れたり、体臭も気になるというデータも一部ではあるそうです。お菓子やガム・アメなどによく記載されているのが、多量に摂取するとお腹がゆるくなることがある、という現象。これは消化不良も含めて、プロテインにもその可能性はあります。

栄養があるといっても、添加物も入っているしたんぱく質が多く含まれているので適量に留めておくのが吉です。

一般的には1キロの体重で、1グラムが目安とされています。運動したり、年齢によってはもう少し摂取しても問題はないそうですが、体質にもよります。

またたんぱく質を多く摂取すると、カルシウムを多く用いるのでカルシウム不足になる可能性もあります。このように過剰に摂取すると、腸内環境を悪化させるだけでなく健康や筋力アップにもマイナスに働く可能性があります。

適量を守って、栄養のバランスを考えた食生活と適度な運動とを併用し、プロテインを摂取するのが無難な立ち回りであるといえます。



このエントリーをはてなブックマークに追加

キーワード

前の記事

次の記事

過去1ヶ月で人気の記事20です