第12回水耕栽培 九条ネギ その3 30日目~58日目:2ヶ月経過でついに収穫へ

やはりネギの水耕栽培は難しい、そう感じさせてくれる2ヶ月でした。1ヶ月で収穫できる野菜が多いことから2ヶ月に及ぶ栽培は、今までで1番長く感じました。きちんと成長している事が実感できれば良いのですが、あまり見て感じ取れないため根気がいるなと感じた栽培でした。それでは1ヶ月から2ヶ月目までの、収穫する際にどこまで成長したのか見ていきましょう。

九条ネギ水耕栽培:30日目

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以前のおさらいをしてみましょう。1ヶ月経過した段階では、もう見ただけでネギだと分かるところまで成長して来ているのが分かります。既にこの段階で食べれそうですが、もったいないので2ヶ月目まで育ててみます。

九条ネギ水耕栽培:44日目

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やっとネギらしくなってきました、綺麗な緑色が一目見てネギだと感じさせてくれます。水質がかなり藻に汚染されているという言い方は良くないですが、淵が緑色に染まっているのでおそらくかなりの栄養源が溜まっている水になっているのでしょう。

長さ的にも30センチ近くまで育ち、種子の重みで折れそうになっていた時とは異なり力強く縦に長く育っています。
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違う角度から見るとその伸びがよく分かります、実はコレ天井まで当たっているのです。天井には無数の太陽の代わりのLEDが配置されているので、熱がこもらないのがLEDの特徴ですが、直にあたっていると少し不安です。
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根っこを確認してみましょう。完全に成長の速度が上がりました、ここから一気に成長しているようです。綺麗な真っ白の根っこで、水の減りも激しいため適度に液体肥料「ハイポニカ」を追肥しています。ここまでくればもう安心です、あとは育つのを待つだけです。
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しかしネギの先端を見てみると、若干色が異なっています。枯れているようにも見えます、ダラダラ長く放置したせいでしょうか・・・うーん、これくらいなら大丈夫かな。

九条ネギ水耕栽培:44日目その2

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実はこの段階でグリーンファームでの栽培を断念しました。というのも、天井に触れるまでに成長し、伸びても天井に当たり反ってしまい、もっと広い場所で育ててあげたいと思ったからです。

ここからは自作の水耕栽培機に移動します。自作と言っても、プラスチックのケースに水と液体肥料のハイポニカを混ぜて、光のあるところに置いておくだけです。直にLEDに当たらないので成長は鈍くなりますが、狭いケースから開放されるのと電気代が入らないという利点があります。

九条ネギ水耕栽培:58日目

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栽培を始めてから2ヶ月が経過しました。長いもので40センチくらいまで成長し、これ以上の成長は見込めないと判断しこれで栽培完了とさせていただきます。

きちんと成長しましたが、収穫量は思ってたより少ないなという感想です。やはりネギは外で大量に育てるというやりかたが合っています。成長するまで時間がかかるという事は、それだけ電気代やコストもかかるということで、これだけのネギでいくらブランドネギといっても600円とかは高い・・・、もちろん無農薬で自分が育てたため安心なのが最高のメリットです。

時間のかかるものを水耕栽培で育てると、どうなるか良い勉強になりました。お味噌汁や麺類に入れて、美味しくいただきました。育てる楽しさはありましたが、費用の面から言うとスーパーでネギを買ってきて、水につけておくほうがコストは少なくてすみそうですね。一応今回も成功という事で閉めさせていただきます、ありがとうございました。

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