第9回水耕栽培 水菜 その1 1日目:寒い季節にはお鍋に水菜ですよね
公開日:2015年11月11日
さて9回目となる水耕栽培の今回の野菜は「水菜」です。水菜と言えば「サラダ」「おひたし」「チヂミ」「パスタ」「スープ」「お鍋」など、様々な具材として大活躍してくれます。特に今の時期(11月)はお鍋をしてあったまる日が多くなりそうですので、寒くなる今の時期にうってつけの野菜ではないでしょうか。
そもそも水菜ってなんだろう?
素朴な疑問でそもそも水菜(ミズナ)って何なのでしょう?調べてみました。
出典:ミズナ
アブラナ科の越年草。学名が示す通り、植物学的には、アブラナやカブなどと同種である。
耐寒性が強く、旬は晩秋から冬。 独特の芳香と繊維分をもつ。ビタミンA、ビタミンC、カルシウムが多く含まれている。煮食が多く、鯨の水炊きなどに使われる。またほかの鍋物、煮物、漬物などにも使われる
カブ系で、ビタミンが豊富に含まれていると。鍋にもよく使われているので、こういう食べ方が多いんですね。注目したのが耐寒性が強い、ということ。つまり寒い地域や時期でも育てることが出来、秋や冬からでも十分いけそうです。ただし雪が積もるような、野菜に直接ダメージがいきそうな寒さは難しいかもしれないです。
今回育てる水菜はコレです
名前:サラダ京水菜
生産地:ニュージーランド
有効期限:あと半年位
発芽率:90%以上
発芽適温:25度
種子っていろいろ見てると結構国が偏ってたりします。イタリア・デンマーク・オーストラリア・中国・アメリカなどがよく見かけます。
今回選んだニュージーランドは自然が多いイメージで、良さそうなので選びました。発芽率も非常に高く90%以上です、低いものは50%前後のものもあるので水菜は育てやすそうです。
耐寒性があるって書いてたのに、適温は25度か・・・これぐらいの温度のほうが良いけど、寒くてもいけますよ、ということでしょう。
シャキシャキの歯ごたえが特徴で、サラダ・一夜漬けにぴったりだそうです。一夜漬けといっても、徹夜で勉強する方法ではないですよ、浅漬けとかお新香とか、漬物類のことです。
そしてβカロテンが豊富な緑黄色野菜とのこと。栄養満点で育てやすくて、食べるための料理が多い、中々育て甲斐のありそうな野菜ですね。
普通の「水菜」ではなくて、「サラダ京水菜」なのでサラダに特化したものなのでしょうか。以前育てたサラダほうれん草のような類かな?
京都が起源の野菜を京野菜って聞きますけど、その流れなのでしょうか。調べてみるとこんな記載がありました。
京都では「水菜」、関東では「京菜」と呼ばれるこの野菜は、平安時代から京都周辺で栽培され、お浸し・ハリハリ鍋・浅漬け等の身近なおばんざいに使われてきた美味しく便利な伝統野菜。
なるほど、京都と関東では呼び名が違ったのですね。平安時代とはずいぶん昔からある野菜で、まさしく伝統ある野菜と言っても過言ではないでしょう。
水耕栽培:水菜 1日目 植え付けをしよう
それでは準備をしていきましょう。使うのはいつものユーイングの「グリーンファームキューブ」と液体肥料の「ハイポニカ」です。
ここまでの線があるので、2リットルの水を入れます。そしてその中に液体肥料を入れます。
液体肥料はいつも使っている「ハイポニカ」です。AとBの2つがあるので水の中に別々に入れてかき混ぜます。
いつものように各スポンジの切れ込みに3粒の種子を植えつけました。ちょっと写真の撮りかたが下手で分かりにくいですがご勘弁ください。
3粒の9箇所なので27粒でスタートします、途中で間引きしたり液体肥料を追肥し水を足したりしながら育てていきます。1ヶ月あれば十分収穫できるまでに育つと思いますので、収穫はお鍋シーズン真っ只中の12月になりそうです。さて、水菜はどれだけ収穫できるのでしょうか、楽しみです。
⇒第9回水耕栽培 水菜 その2 2日目~5日目:水菜が発芽しました
冬に大活躍する野菜の1つが水菜です、順調に発芽し成長が楽しみになってきました。自分で収穫した水菜でお鍋を食べてあったまりたいものです。
Tweet