水耕栽培でブロッコリースプラウトを育てたい、調べてみました
公開日:2015年6月11日
最近何かと話題のブロッコリースプライトですが、栄養も豊富で気軽に育てられると評判なので育てたくなりました。どこが体に良くて、どういう風に水耕栽培で育てるのでしょうか。調べてみました。
ブロッコリースプラウトとは?
簡単に言うとブロッコリーの新芽です。発芽させた状態の新芽をスプラウトと言います。ブロッコリーの他には、マスタードやクレス、大根、かいわれなどの種子があります。
日本国内では、1999年に「村上農園」がブロッコリーやマスタード・クレス・レッドキャベツの新芽を「スプラウト」として、国内で初めて発売したのが始まりです。
栄養価が非常に高く、がん予防に効果があることで話題になりました。発ガン物質を無毒化し対外へ排出する役割があるからです。
出典:村上農園
ブロッコリーだけに含まれる「スルフォラファン」という成分。スルフォラファンには、有害物質を無毒化して体外に排出する解毒作用や、活性酵素を除去する抗酸化作用を高める働きがあります。 スルフォラファンは一般のブロッコリーには微量しか含まれていないため、スルフォラファンをどのようにしたら高濃度化できるかが研究における最大の課題でした。
このスルフォラファンという成分が大事で、強いがん予防効果を持つと先端予防医学で有名な米国ジョンズ・ホプキンス大学のポール・タラレー博士が発見したそうです。
簡単にまとめます
Q:スプラウトとは?
A:新芽のこと
Q:スルフォラファンとは?
A:ブロッコリーだけに含まれる、がん予防効果成分
Q:ブロッコリーじゃダメなの?
A:ブロッコリーにも含まれているが微量、スプラウトには凝縮されている
ブロッコリースプラウトには、スルフォラファン以外にも様々な栄養素が豊富に含まれています。スーパーにも売っていますが、ここでは水耕栽培でみてみます。
ブロッコリースプラウトを水耕栽培で育てられるか?
答えはYESです。水耕栽培こそ、ブロッコリースプラウトを栽培するのに適しています。ホームセンターやネット上で種子が普通に売られています。
栽培期間は1週間から10日、長くても2週間で成長し、収穫することが出来ます。比較的簡単に育てることが出来、買うよりも安上がりです。
水に浸し、日光を少し当てるだけで成長させることが出来ますが、発芽させるのに少しコツがいるようです。種によっては発芽率が30%くらいのものから80%くらいのものまで様々です。
もうすぐ私も育てる予定ですので、詳しい育て方や食べ方など詳しくレポートしますのでお楽しみに!
→第3回 ブロッコリースプラウト 水耕栽培 その1 さあ種を蒔こう
Tweet