ブルーベリーって本当に目に良いのだろうか

CMや雑誌などで話題になることが多い「ブルーベリー」ですが、目に良いとされています。日本人はパソコンやスマートフォンの普及などで、仕事でも遊びのゲームなどでも常に目を酷使していますが私自身目薬をして目の緊張をほぐしています。ブルーベリーが効果があるという話は良く聞きますが、本当なのでしょうか。
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そもそもブルーベリーとは?

ブルーベリーとはそもそも、ツツジ科に分類されるアメリカ原産の果樹です。イチゴジャムが好きな私もブルーベリージャムがあるのは知っています。昔は海外で野生のブルーベリーもあったそうですが、今は品種改良もあり世界各地で栽培されています。

実は食用として話題になることが多いブルーベリーですが、観賞用としても人気があるそうです。

春には釣り鐘状の魅力的な花が咲き、夏には果実、秋には真っ赤な紅葉と、1年を通じて楽しめます。今では「ベリーの王様」として、フルーツとしての利用以外にも、ガーデニング素材としても広く親しまれています。

出典:住友化学園芸

果実や紅葉が楽しめるそうで、園芸店や通信販売でも苗が手に入りますので自宅で育てるという事も可能です。

目に良いとは?

ブルーベリーにはアントシアニンが多く含まれています。ポリフェノールという言葉も聞いたことがある方は多いでしょう。ナスとか紫芋にも多く含まれているのがポリフェノールです。そのポリフェノールの中にアントシアニンがあるというわけです。

サプリメントや健康食品で、これを売りにしている企業はたくさんあります。眼精疲労や血流・血行促進に効果があるといわれていますが、必ず効果があるわけではないようです。体質にもよりますし効く効かないは人それぞれです。

では科学的な根拠はあるのでしょうか、調べてみました。

参考:国立健康・栄養研究所

国立健康・栄養研究所によると科学的な根拠は無いそうです。論文や実験の人での有用性は確認されていないとの事。民間レベルでは確認できているという企業もありますが、実際の所はわかりません。

公の場所で論文などの発表をしていないだけか、民間が誇大しているのかは分かりません。人は皆が皆体質が異なりますし、一概にどちらが正しいかは言えないでしょう。

アントシアニンは美容に良い?

アントシアニンは美容に良いとされ、コラーゲンを合成する働きがあるといわれています。コラーゲンといえばお肌にとって良いと言われている成分です。

ただしサプリメントなどで補給する場合は、添加物などが含まれている可能性があるので注意が必要です。添加物には妊婦さんや子供にとって注意する成分もあるそうで、出来ればブルーベリーそのものを摂取するのが好ましいのではないでしょうか。

ビルベリーという似た種類がある

ブルーベリーの親戚のようなもので、ビルベリーというものがあります。これはブルーベリーの一種で、海外では医薬品に用いられるなど、カテキンやポリフェノールが多く含まれている事で有名です。

生で食べることができますが、クセが強いので加工食品で食べるのが食べやすいです。乾燥したドライフルーツや、ジャム・エキスなどがよく見かけます。

白内障や網膜に関して、海外では効果があるといわれています。ビルベリーに含まれるアントシアニンには、高酸化作用があり生活習慣病にもガンにも強いといわれています。ブルーベリーよりむしろビルベリーのほうが、中身に期待がされているのではないでしょうか。

ただしこれらを含むサプリメントを見ると、原産地や加工場所によってはビルベリーを買ったつもりが中身はほとんどブルーベリーだったというオチもあるそうなので、きちんと内容を見ることが必要です。



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